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【新しい、養蚕のカタチ】

今回の群馬行き

たまたま行く直前に、別々のところから、
群馬県主催の座繰りの講習を受けた方が、和歌山から移住し、今は養蚕を始めた方がいる、との話を聞き。
とてもお会いしたくなり、案内してくださる方にお願いして、前日予約し、見学をお伺いしました。


【座繰糸技術者養成講習会】
私も10年ちょっと前に、偶然見た書籍から赤城の座繰りを知り。
2回ほど参加しました。座繰りの輝く糸が、自分の手の中でできていくことに惹かれ。
群馬まで通うのはムズカシイので、この後は通える場所で勉強できるところを、と探し。
その後、農工大博物館の絹研究会に所属するようになりました。


それを、群馬に引っ越してしまうところから始まるのが、既にスゴいです。
わくわくしながら、安中市へ向かい。

辿り着いたお家は、昔ながらの、お蚕をしていた広い古民家。

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1階は、煮繭して座繰りをする水場があり。
とても、作業し易いように作られており。

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撚糸の機械がいくつか。また昔々の日本各地の座繰り機があったり。

敷地内にあるビニールハウスは、お蚕を育てる場所。
今は時期でないので、中にお蚕さんはいませんが。
年間で、9万頭ほど育ててるとのこと。
(ちなみに、大学でやったときは、2万頭をグループで育てていました。。。
 それでも、最後のエサの桑の量は、ものすごいのです。)

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育った蚕を上蔟するのは、家屋の2階から上の部分。
とても広く。
ここで繭を作っているときの音は、なかなか神秘的かと思われ。

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取った繭も、通常は保管の為、乾燥させるのですが。
こちらでは、冷凍保存されており。
冷凍だと、生の繭のような風合いで、乾繭とは糸の輝きが、まったく違うのです。
ひとつひとつに、驚きが。

養蚕で、繭を作り。自分で作った繭からの糸作り。
輝く糸から、風合いのある節のある糸まで。要望に合わせ、いろいろな糸を創られている、とのこと。

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群馬に移られてからは、いくつかの過程があり、何年から前から、糸をひく繭も自分で作る養蚕ををするところまでこられたようです。
本当に、ただただ、スゴいとしか言いようがありません。


おふたりは、穏やかな雰囲気で淡々と仕事に向きあっており。
とても素敵な姿でした。

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群馬へは、かなり行っていますが、今回は今までで、一番のインパクトでした。
お仕事中にも関わらず、丁寧に説明してくださり、ありがとうございました。

蚕絲館
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sansikan/top.html


座繰り糸から始まり、その後、草木染めにはまっていった私ですが。
少しずつ、また糸に回帰していく自分も感じています。
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